仏説阿弥陀教

其國衆生(ごこくしゅじょう)

無有衆苦(むうしゅく)

但受諸楽(たんじゅしょらく)

故名極楽(こみょうごくらく)

 

要旨  (極楽はどういう所か話そうと言って)

その国にいる者すべてが

誰も苦しむ者は無く

もろもろの楽を受けている。

それで極楽と名付けている。

参考  極楽浄土を、お弟子さんに述べている部分である。

阿弥陀教は、随所に極楽の美しさが述べられてい

るが、ここでは、「説明しよう」、で始まる。それ

で読経の際に一段と胸に響く個所だと思う。