重誓偈(じゅうせいげ)

我建超世願(がごんちょうせがん)

必至無上道(ひっしむじょうど)

斯願不満足(しがんふまんぞく)

誓不成正覚(せいふじょうしょうがく)

 

要旨  私はこの世を超える願いをたてる。

これ以上は無い道を進む。

この願いに満足する結果が無いなら

阿弥陀にはならないことを誓う。

解説  重誓偈も、仏説無量寿教の中にあり、仏になるまでは修行をやめな

いことを、重ねて誓っています。

約二千五百年前、お釈迦さまが説かれた教えから、仏説無量寿教、

観無量寿経、仏説阿弥陀教の浄土三部教が生まれ、書き言葉になら

ずに伝えられました。そして、今から二千年ほど前に文章となった

そうです。七高僧から、親鸞聖人の浄土真宗にと受け継がれます。